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2007/12/1 ついに竹中平蔵先生のお話を聞くことができました。
それはと、ある地方都市です。わざわざ新幹線で聞きにでかけました。
まだまだ若々しく、元小泉総理とこの竹中平蔵先生が今でも頑張って構造改革をしていたら
今の株価低迷はなかったのにと思った次第です。安倍さんも苦労した理由がよくわかりました。
政局を知ることも株式投資では大切です。
以下にお話の内容を記憶と手元のメモから可能な限り書き出します。
「夢と勇気とサムマネー、チャップリン」の言葉があります。
日本は世界からみるといろいろ整っている。こんな国は世界にない。
サムマネーは1500兆円の資産となる。1%で運用するとすごいことになる。
15兆円の利益が国民に残される。
これは、消費税の全額11兆円です。そのくらいの額です。
日本は大きなチャンスもあるけど、下手をすると没落もある。
北京大学で講義をすると学生の目の輝きが違う。
竹中平蔵先生が中国へ行った時、日本系工場で働いている女の子。空いている時間は図書室で勉強していました。
尋ねてみると4年たったら事業をおこしたい、そのためにこの工場でやっている。マニュアルをノートに写している。と答えたそうです。
日本の超高層ビルは200本。上海の超高層ビルは1700本。
それにしても世界はすざましく変わっている。
日本には誇るべきものがたくさんある。たとえば1500兆円の個人貯蓄。
日本の環境の質の高さです。
環境を保ちながら、今の生活とGDPを実現している。こんな国はない。
環境基準は日本は世界1。世界が日本と同じ技術をもったとすると同じGDPでCO2は67%減る。
でもピンチは政治。なんとか経済はよみがえった。
5年前の金融危機はなくなった。大連立の時、民主党も自民党もなにがおきているのか大物政治家も全く状況がわかってなかった。竹中平蔵先生ですら今の政治はわからないことだらけです。
大連立やるなら、民主党は総理大臣のポストまで民主党に渡すとするなら効果があった。それが普通。自民党はそうしなかった。大連立する気など自民にはなかったのではないか。
小沢さんも辞めると言って、辞めるの止めたは恥さらしもいいところです。ありえない。
この時は色々噂が飛びました。CIAのせいかとまで。山田洋行となにかあるのかと。
でも本当のところは全くわからない。
政局は竹中平蔵先生でもわからない。ましては海外投資家なんてわかるわけない。だから外国人投資家が日本から離れていくのがいまの状況です。
サブプライムローンがおきたアメリカでも株価は上がっている。
日本はあまり影響をうけていないのに14%も下がっている。
経済はいいのに下がっている。まさに改革のゆくえに海外投資家は不信感をいだいている。
日本 1980年代 GDP4.5%成長してきた。これが90年にGDP1%になった。
この時期 政府、日本中が間違えた。公共事業を増やした。
一時的な理由ならこの政策は正しかった。
根本的にバランスシートが悪かった。銀行は不良債権になってしまった。
そういう時はガンと同じで、公共事業を増やしてもだめ。
ガンをとらずに栄養ドリンクを飲むのようになった。ついに
ガンが心臓まで達するようになったとき、小泉さんと竹中平蔵先生が登場。
イギリスでの報道で、日本は不良債権を10年間やってこなかった。
もし、ここでやらなければ、その時は世界が日本を償却するだろうと記事が載った。
いったい日本は何をやっているんだと。。。
日本初世界恐慌だってありえるんだしっかりしろと。
2002年 金融担当大臣の時、銀行の不良債権比率は8.4%あった。
不良債権比率が5%超えるなんて異常事態。
銀行はその状態で回収しようとする。日本が危機を迎え、2年で4%にすると発表したらものすごい竹中バッシングを受けた。そんなことをしたらえらいことになると。。
日本の経済はすごい、今は1.5%まで下がっただから普通の成長がもどってきた。GDPは2%の成長になった。普通になったということです。
退院して日常生活を送れるようになった。
しかし、そこまで。
だからといってオリンピックにはまだでれない。10年間の間に世界の経済は大きく変わった。
10年前 中国のGDPは1/10、今は1/2になった。
2010年に日本を追い越す。アメリカも2%だったのが3%の経済になった。
安倍内閣になった時、この普通になった経済の2%成長をさらに高めることが安倍内閣の仕事と安倍さんに申した。
安倍さんその通りだと言ったが、成長戦略のアジェンダはだせなかった。
2%から3%との違いはなにか。
1%違うと、天と地ほど変わる。
10年後GDPは10%違うことになる。500兆のGDPが50兆円違う。
もしも50兆増えれば消費税をあげなくても自然増収(16兆円)あるから
消費税8%分になる。
消費税率を13%する政策と、3%成長にして消費税5%のままにすることができるのとどちらがいいですか?
改革するとどういういいことがあるのか? 良い例が郵政民営化。
中央郵便局は東京駅に5階だて、昔鉄道でゆうびんを運んでいた遺物。
でも国だから、高層化できなかった。郵便以外はできないからです。
でも民営化されると、都市開発事業へ、不動産事業へ進出できる。民間と組んでやればいい。
日本には24000の郵便局がある。が商品は3つしかない。
他の商品をおくと24000の販売ルートができる。
しかし、今政局は大混乱。政局はあっても政策の話がない。
ここで官僚が動き出してきて増税をしようとしている。
メディアはなんでも政府のせいにして、政府からお金を引き出そうとしていると報道している。
来年の予算編成は構造改革ができる予算になるのか不安です。
地方の再生は必要です。
地方の疲弊は小泉改革のせいというけど、不良債権の整理のせいではない、不良債権を整理しなければ地方はつぶれていた。
地方の疲弊の原因はグローバリゼーションにある。
和歌山の工場は中国と競争しなくてはいけない。中国へでていく。
事実です。これは改革とは別のグローバリゼーションです。
そのためには地方分権が必要。
グローバリゼーションにためには構造改革を思い切って進める必要がある。
比内地鶏の偽装も小泉と竹中の規制緩和のせいだといういうが10年前から
偽装はやっている。なんでも政府のせいにしようとする風潮がある。
貧困は格差というけど所得の高い人からたくさんとるというのは社会主義です。
サッチャーは、金持ちから金をとっても貧乏人が金持ちになるわけではない。
その通りです。
貧しい人がいるのは、原因がなにかを考える必要がある。
やるべきことはたくさんあるそこへ税金をつぎこむことは必要。
それは政府とマスコミの仕事。
格差ではなく貧困問題である。
貧困問題に対応、リーダシップを発揮する工夫はいくつかある。
1つは東大の民営化。強い大学があることは経済発展には必須。
東大は世界で19位、GDP弟2位だからトップ3にしなくてはいけない。
そのためには東大を文部科学省の制約から解き放つ。
今東大には日本で一番の税金がつぎ込まれている。
自由に世界のマーケットで教育の中で競争してもらうことが東大を世界のトップ5にいれること。世界のトップ10は私立のみ。
自由な発想に責任をもって大学を強くする。運営交付金がでている状況は強くなれない。
空港の自由化、オープンスカイももう1つやったらいい。
今東京−北京日帰りできない。
理由は羽田が使えない。やればすぐできる。
今東京は世界の競争で大苦戦。後退中です。金融都市ランキングで
1位 、2位NY、3位香港、4位シンガポール、 東京は10位上海に10年以内に抜かれる。
東京は東京で頑張る。地方は地方でがんばってもらう。
関西空港は24時間空港でも1−5時は飛行機が飛ばない。理由は国土交通省が路線の設定を認めていないから。そんな空港あるのでしょうか?
オープンスカイは路線設定を空港に任せる。これは地方空港にも適用させればいい。
やはり道州制を導入。霞ヶ関でなく、道州でやればいい。そういう政策をやれば未来は明るくなる。
その重要なポイントは政治にある。但し、政治の行方を決めるのは国民。
福沢諭吉 北先生の本で教えられる。学問のすすめは国民の1割が読んだベストセラー。国民は自分で考えろ。自分で勉強しろ。それが学問のすすめ。
国を支えて、国を頼らずの時代であった。
これこそが今の日本にとって最も解決すべき問題。
5年前金融危機だった状態が回避。
いま一歩。でも政治は逆の方向へ行こうとしている。
2030年のビックピクチャを内閣府にいるとき60人の専門家に描いてもらった。15%人工は減るか決して暗いものがない。
改革を進めれば、2〜3%成長は可能。2030年までに健康寿命が延びる。
今健康寿命は75歳これが80歳までのびる。
人生11%自由に生きる時間が増える。この時間をどう使うかで大きく変わる。そこに大きなビジネスチャンスが増える。
それは、自分に投資をする。高い所得を得る礎を作る。
大学進学率は4倍に増える。
豊かにするには経済の力をなんとかつける。中国、ベトナムになんとしても勝ち残らないといけない。
政治のリーダには強いパッションを求めたい。小泉さんはものすごい強いパッションをもっていた。
竹中バッシングの時、小泉さんに毎日官邸に呼ばれた。竹中さん絶対自分の考えを曲げるな。誰にどのように批判されようとも自分の考えを曲げるな、正しいと思う政策をやればいいんだ。私が任命したんだ。私はこういう人の下で働けるのは幸せだと思った。
小泉さんは抵抗勢力ともよく議論しろ、官僚ともよく議論しろ、議論は大事だ。もちろん言うこときくことはないからな。とのことでした。とのことです。
楽しいひとときでした。私のメモと頭の記憶から抜粋ですのであくまでご参考ということで。
(管理人より)