初心者向け株取引の極意

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製紙

需給はひとまず問題なし。

収益力の弱さが再編を促し、ペーパーレス化か連む今日だが、日本製紙連合会によると07年の印刷・情報用紙の国内需要は2年連続で過去最高を更新する見通し。

また、国際競争の面では、主なライバルの中国はコストアップで輸入の脅威も減少。需給では問題ないものの、最大の課題は価格交渉力の弱さ。円安が続き、原燃料価格が高騰しているが価格転嫁ができず、

各社とも今期は減益へ。業界内競争が激化しており、収益力が低い中小メーカーを中心に再編圧力が高まっている。

製紙業界は設備産業であり、規模のメリットが働きやすい。

そのため、70年代には20社以上のメーカーがあったが、90年代から大手を中心に合併や吸収が進んだ。旧王子製紙は93年に神崎製紙と、96年には本州製紙と合併して今の王子製紙グループに。

日本製紙は01年に大昭和製紙と合併し、現在の日本製紙グループとなった。この2社が洋紙では他社を大きく引き離し、2極構造が続いている。 

今の製紙業界は、業界構造の複雑さからくる価格交渉力の弱さが最重要課題。業界内企業のすべてが疲弊している状態で、収益力が低下し、再編の圧力は大きい。

再編が活発に起こりそうなのは業界3〜4位の力が大きく、力関係が安定していない洋紙業界。

メーカーは2大グループに集約され、中小がそれらに取り込まれていく。流通もそれにともない両社系列の3グループに。板紙は上位3社が同じ経営スタンスを持ち安定へ。