初心者向け株取引の極意

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建設

景気回復、業績アップではない。成長のカギは?

多くの建設業者が会社更生法の適用を申請し、金融機関主導の再編が行われた建設業界の最悪期は脱した感がある。 

大手各社の財務を見ても05年、06年は業績が回復基調にある。一見、景気回復によって業績が回帰したものかとも思われるが、事情はまったくちがう。

建設各社の基盤を支えていた公共工事の発注額は減少を続け、低価格受注競争が起きている。

報道されているように談合も今後はできない。では、なぜ業績は回復しているのか?

鉄鍋や機械メーカー同様に新興国からの受注がカギ 建設業界でも大手の売上げが上向いているのは新興国、特に中国、東南アジア、中東からの受注が急激に増えているからだ。

海外での日本のゼネコンの評価は非常に高い。きちんとしたインフラ整備をしようとするならば、日本のゼネコンに発注するという流れが生まれてきていて、大手ゼネコンはその迫い風に乗っている。

しかし、特殊技術を持たない中堅以下は苦しい。技術力や営業力の差で海外での受注が増えず、公共事業が減り続ける中での苦しい戦いを強いられ続ける。建設業は大手と中堅以下の格差がこれまで以上に広がる傾向にあるのだ。 一方で、株価的に大注目なのが建設コンサルタント業界。

公共工事の減少に対応し積極的な再編の動きが目立つ。また、彼らは、海外にも目を向け始め
た。大手ゼネコンが追い風を受けるなら、建設コンサルタントの利益が飛躍的に伸びるケース
も考えられる。