初心者向け株取引の極意

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鉄鋼

中国需要と高い技術で復活を遂げた日本鉄鋼企業 日本の鉄鋼業は数年前まで需要不振にあえいでいたものの、現在は過去に例を見ないほど好業績を上げ、春を謳歌している。

好調の背景には旺盛な中国需要もあるが、日本の大手鉄鋼メーカーが持つ世界最高技術にもある。

国内鉄鋼メーカーは主要ユーザーであるトヨタらと緊密に連携し、その要望に応える形で技術を向上させてきた。その結果、高度な技術を要する自動車向け鋼板などの大量・安定供給を可能とし、世界的に優位を保っているのである。

ミタル対抗策にアジア連合を結成。ネックは公取の判断 鉄鋼業界は世界的にM&Aが相次いでいる。02年には欧州鉄鋼3社合併でアルセロールが誕生。

06年にはミタル・スチールによるISGグループやアルセロールの買収があり、07年にはタタ製鉄がコーラスグループを買収し、鉄鋼業界地図は何度も描き換えられた。この流れは日本をも巻き込み、今後も続く。

再編の軸はやはりアルセロール・ミタル。

アルセロールとの合併で高級鋼事業を始めたミタルがその魅力に気づけば、高い高級鋼技術を持つ東アジアメーカーを買収しようと考えるのは必然的。

日本メーカーはそれに対抗するために新日鉄を軸として連携を進めている。

新日鉄が住金、神戸製鋼と国内連合を設立する可能性もあるが、現行の合併審査は国内シェアを基に可否が判断されるため認可は困難。現在、公正取引委員会は世界シェアを基準に審査する指針見直しを進めており、これが施行されれば国内連合設立も現実的になるかも。