初心者向け株取引の極意

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株取引のM&Aに注目

医薬品

医療市場を取り巻く環境はこの20年で様変わりした。80年代までは病院数の増加とともに、高齢化社会移行に伴った医療費抑制が再編の圧力に。

また、90年代は循環器などの専門領域商品が牽引して市場は拡大したが、00年代に入り少子高齢化が進む。

行政は世界に誇る「全員保険」制度崩壊を食い止めるべく、小泉前首相を中心に医療行政改革を断行した。

それに伴い医薬分業および薬価引き下げなどが行われ、各社とも厳しい状況へ。医療費抑制は今後も続き、国内市場は縮小傾向。再編の大きな圧力となっている。

業界全体および他業界も巻き込んだM&A合戦ヘ 国内医薬品業界の再編は海外に比べ出遅れていたものの、ここにきて本格的な動きが出始めた。各メーカーは将来の環境悪化の危機感から、外資傘下に入るか、国内他社と統合するかという二者択一を迫られている。 

環境悪化の背景には世界的な生き残り競争や医療費抑制に伴う国内市場の縮小、新薬の承認困難化が挙げられる。収益の要となる新薬の認可基準は世界的に厳しさを増し、開発にかかるコストが一段とアップ。

また、今後は各社で特許切れが相次ぎ、ジェネリック医薬品の台頭が再編をさらに後押し。

これからの再編は開発力強化や規模拡大を求めて、業界全体のみならず、他業界や外資系も巻き込んだ大規模なものになるだろう。

そんな状況下で成長が期待できるのはバイオベンチャーやジェネリック薬関連。また、シミ
ックなど臨床治験などを行う新薬開発で恩恵を得る企業も注目しておいてよさそうだ.。