初心者向け株取引の極意

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株取引のM&Aに注目

化学

大手を中心に業績好調,事業整理でさらなる成長ヘ

化学産業は化学技術を用いて幅広い分野の素材や最終製品を製造・供給する付加価値の高い産業。

プラスチックや合成ゴムなどの石油化学品が中心製品であるため、石油化学業界とも呼ばれている。 

06年度の化学企業の業績は需給バランスの好調などを背景に、増収増益。90年代に相次いだ過剰設備の統合などの再編も一段落し、各社は事業整理を行う段階に。部門ごとの合弁会社設立や、製品の高機能化を進めている。

化学業界は川上から川下まで各工程をIカ所にまとめたコンビナートが発達し、上下間の緊密な関係があってこそ成り立つため、敵対的な買収や新規参入が難しい。

設備投資や維持にコストがかかり、事業内容も特殊なためM&Aは起こりにくいが、90年代には過剰設備の統合などを背景に再編が進行した。

三菱化成と三菱油化は94年に合併して三菱化学に。三井石油化学と三井東圧化学は97年に合併して三井化学となった。

しかし、00年代では、住友化学と三井化学の合併破談以降、大きな動きは見られなくなった。

現在では部門ごとに非上場の合弁会社を設立するなど、事業を統合する形での再編が主となっている。 

主立った業界再編が終了した今、これからM&Aや再編が起こり得るのは独自技術や財産を持っている川下の中小特化型メーカだろう。

また数が多い加工メーカは整理淘汰の流れにシフトする。