初心者向け株取引の極意

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初心者向け株取引の知識>金利があがるとどうなるのか?

7.為替相場の変動が金利に及ぼす影響

 今後為替相場が高くなると見込まれる通貨の金利商品には買いが増加するため、
その金利商品の金利は低下する。

国際的な資本の移動は、日本の金利に大きな影響を及ばしています。特に
今後円高が進むことが予想される場合、次のような動きが活発になります。

 @米国のドル建て金融商品で運用してきた日本の投資家は、このドル資産
  を売って円に換え、国内の金融商品を購入する意欲を強める。

 A米国の投資家も、手持ちのドル資産を円に換え、円建ての金融商品で運
  用する傾向を強める。
  こうした投資家の動きは、日本の金利に次のような影響を及ばします。

 B日本の円建ての金融商品(金利商品)に対する購入需要が高まり、これ
  らの商品の金利は低下する。

 C米国の側から見ると、米国の金利商品への買いが減るため、米国金利は
  上昇傾向をたどる。

■円高と低金利はこうリンクする。
今度は円安になるだろう場合について考えてみましょう。

 @海外の投資家は円貨で日本の債権を持とうとする意欲が減退するはず。
  むしろ、すでに保有している日本の債券を売ろうとする。

 A債券の売りが全般に増加する。

 B債券の科回りは上昇に向かう(売りが増えると価格が下がって買い方に
  とって有利になる。買い手にとって有利であるということは利回りは上がるということ。

 C他の金利もこれに引っ張られる形で上昇する。

この場合、円安→金利高、円高→金利安になるわけですね。

では逆に、金利の動きは為替相場にどのように影響するでしょうか。

たとえば、国内の金利水準が一段高になった場合、海外の投資家は相対的
に有利になった日本の債券などの買いを増やします。ということは、その投
資家は自国通貨を円に転換した上で、日本の円貨表示の債券を買う(外為市
場で円以外の通貨を売り、円を買う)わけだから、円の相場は強くなります。

米国の投資家であればドルを売り、円を買うため円高になるのです。
あるいは、一般の大手企業などでは、新規資金の調達のため債券を発行し
ようと考えていたとしましょう。

国内金利が高くなってきたため、同じ債券
を発行するなら、相対的に金利が低い海外で行なおうと考えがちです。そし
て実際に、たとえば米国市場で債券を発行した場合、調達した資金はドル通
貨ですよね。

この資金を日本国内に持ちこんで使おうとすると、このドルを
売って円に換える必要がある。つまり円高になるわけです。

金利低下の場合は、逆のプロセスを経て円高になります。
つまり金利高→円高、金利安→円安という図式が成り立つのです。
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