初心者向け株取引の極意

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初心者向け株取引の知識>金利があがるとどうなるのか?

6.景気の好・不況と金利


■日限による金利政策

それが金融政策当局である日本銀行による金利政策、なかでもその中心的
な位置を占める公定歩合操作の問題です。

公定歩合は、日本のあらゆる金利の大もとだと言ってさしつかえありませ
ん。そして、日銀にとっては、景気変動の調節弁なのです。

景気が減退してきたとします。つまり、民間企業の活動が鈍化してきて、
@〜Eの状態が進んでいるということですね。

ところで、とくに日本の企業は、従来から銀行借り入れ資金のシェアが高
い傾向にあります。

であれば、民間企業の活用を刺激するためには、借り入
れ資金の利子負担額(金利)を軽減することが政策としては有効です。

そこで日銀は、政策的な意図に基づいて、公定歩合の引き下げに踏み切る
ことになります。銀行の対企業向け貸出金利を下げ、活発な生産活動を誘発
することができるからです。

 一方、公定歩合の引き下げをプロセスFとし、このような形で低金利政策
が続けば、どうなるでしょうか。企業活動は活発になっても、その一面でG
インフレ懸念が生じ始めますね。

日銀としては、これを放置するわけにはいきません。企業の資金需要を抑
制しようと考えるでしょう。そして金利と景気はその後、おおよそ次のよう
に動いていくのです。

 H日銀は公定歩合を引き上げ、銀行の企業に対する貸出金利を引き上げよ
  うとする

 I再び公定歩合がある水準まで上昇した時点で、企業は借入資金の利子率
  の高さがネックになって生産、販売等の活動が減退し始める。

 E再び日銀は公定歩合を引き下げにかかる。
 日本に限らすどこの国でも、金利の変動は、このような景気の好、不況お
よび金融政策当局の金利政策の影響を受けながら、循環するのが常です。