初心者向け株取引の極意

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初心者向け株取引の知識>金利があがるとどうなるのか?

6.景気の好・不況と金利


■景気が良いあるいは、上昇を続けている場合

 景気がよいということは、基本的には民間産業界の産業活動が活発である
ことを意味します。

ということは、活発な生産、販売活動を可能にするための資金的な裏付け、
つまり民間レベルでの資金需要が旺盛になるわけです。

一方、資金を供給する側で最も重要なのは個人部門。ところが、個人部門
全体の資金供給力には、あまり大きな変動はありません。

とすれば景気が良いときには自然と、金利は上昇方向に向かいます。

逆に、景気後退期には民間企業の資金需要が鈍り、その結果、金利水準は
低下することになります。

この間の事情を、資金の仲介機関としての銀行を挟めて、より現実的に考
えるとどうなるでしょうか。

@民間企業による銀行借り入れがます減少し始める。企業によっては、新
 規借り入れを減らすばかりではなく、それまでの借り入れ金を逆に返済
 する動きに出る。もしくは「貸しはがされる」。

A一方、個人などからの預金受け入れには大きな変化はない。
   →貸し出し金利の低下、預金利回りの低下が起こる

B銀行には貸し出し先のない資金が溜まっていくことになる。貸し出し先
 のない資金とはいえ、手元に置いておくことはできない。

Cそこで銀行は、この余った資金を有価証券で運用することを考える。中
 心になるのが国債、地方債、事業債(社債)、金融債などの債券。

D銀行による債券買い需要が高まり、債券市場においても相対的に買い超
 過の状態になり、債券の利回りは低下することになる。

E資金需要が減退した民間企業は、@ばかりではなく、生産・販売活動に
 注入するあてのない余裕資金で、やはり自由性金利の最たる商品である
 債券などの購入に向かう。

   →債券利回りの低下に拍車をかけることになる
 ここまでの説明で、景気下降期には、銀行の貸し出し利回り、預金利回り、
債券利回りのすべてが低下方向に向かうことがわかりましたね。こうして日
本の金利水準は全体として低下するのです、と言い切る前に、もう1つの決
定的な要素を説明しましょう。

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