初心者向け株取引の極意

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初心者向け株取引の知識>テクニカル分析とファンダメンタル分析

7.テクニカル分析 セリング・クライマックス

 クライマックスを見逃すな 

 株の動きに「セリング・クライマックス」というのがあります。これは売りのクライマックスという意味です。要するに、ずっと下げトレンドが続いてきたあげく、最後にすべての売りを出し切るかのように大量の出来高で大幅下落し、それで下げトレンドが終了して上昇に転換するときの、その転換点になる動きのことです。

下降トレンドが終了して、上昇トレンドに転じることを「底打ちする」といいます。「底打ち」のパターンにはいろいろあるのですが、「セリング・クライマックス」は、典型的な「底打ち」パターンのひとつです。

 ここで気をつけるべきは、単に「大量の出来高を伴う下げ」がセリング・クライマックスではないということです。たとえば、ずっと保ち合いの相場が続いて いで、突然、出来高を伴う下げがあった場合、それは、保ち合いトレンドから下げトレンドヘ転換してしまった可能性があります。

セリング・クライマックスとは、あくまでも、下げトレンドが続いてきたという前提があり、その最後に「大量の出来高を伴う大幅安」という動きが現れるパターンです。
 もう1つ気をつけるべきは、一見セリング・クライマックスのような形になっても、少し上昇しただけで、その後、また、セリング・クライマックスの安値を割り込んで、下げが続いてしまうケースもあるということです。危機的な経営状態で、株価が100円とか200円くらいの企業の場合、セリング・クライマックスのような動きになって、そのまま倒産してしまうケースもあります。ですから、セリング・クライマックスの形を利用して買うという場合には、経営状態が悪
いものは絶対避けるべきです。

 「その企業の将来性にある程度自信が持て、なおかつ、その株価水準が十分に割安な水準であると納得できる」という前提のもとで、一時的な業績悪化などに伴う下降トレンドの末のセリング・クライマックスで買う」ということになります。