初心者向け株取引の極意

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初心者向け株取引の知識>テクニカル分析とファンダメンタル分析

12.テクニカル分析 より賢いつき合い方

 テクニカル分析は、使い方をわきまえれば有効な手段ですが、使い方を間違えると、とんでもない失敗のもとになります。
「チャート破り」という言葉がありますが、相場が本当に変化する子不ルギーが発生したとき
というのは、経験則を破って動いてしまうことがあります。「この形だったら、もう相場は絶対上には行かない」とテクニカル的に判断して、空売りしたら、そこから大きく上昇して大損した、という話は、数えるとキリがありません。

 また、200日線が下向いた場合、グランビルの法則を型どおりに当てはめれば「トレンドが下向いた」ということになりますが、その企業に本当に素晴らしい将来性が秘められていて、株がたいへん大きな上昇トレンドに乗っている場合には、[200日線が下向くくらいに調整したときが、むしろ、本当の買い場になる」ということも多いのです。

200日線が下向いたときに、下降トレンドが確定したのか、本当の買い場が来たのか」をテクニカル的に判断するのは非常に難しいです。

結局、こういう場面での決め手は、「その企業の将来性にどれだけの自信が持てるのか」ということになってしまいます。

 テクニカル分析を有効に使うためには、こうしたテクニカル分析の限界をキチンと認識しつつ、ひとつの補助道具として、株の動きの背景にある需給状態や、そのさらに背景にある実態変化の感触などを探ろうという姿勢、つまり、[株の動きの意味」を読み取ろうとする姿勢が大切です。

 そのためには、むやみやたらとたくさんの道具(テクニカル手法)を使うよりも、「いくつかのシンプルな道具を、十分に手になじませる」ことを心がけるほうがいいでしょう。そうしているうちに、「この場合は、グランビルの法則は通用しないな」とか、「この場合には、グランビルの法則を少し変形させて使おう」といった具合に判断できるようになってきます。