初心者向け株取引の極意

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初心者向け株取引の知識>経済指標の解説>WTI 原油先物

WTI 原油先物
世界的な好況やインフレ懸念で価格が上昇する。

原油(石油)はありとあらゆるモノをつくる元になっています。原油価格が動けば、製品価格が変動し、マクロ経済にインパクトを与えるのは言うまでもありません。

主要な原油生産国は中東諸国ですが、世界経済の中心はアメリカです。

アメリカの原油価格に注目しておく必要があります。

アメリカの原油価格のスタンダード 「WTI」は、商品先物市場であるNYマーカンタイル取引所で売買される、テキサス原油の価裕を表わす指標です。

日本は、原油の大半を中東から輸入しています。そのため、原油価格といえば、アジアの標準となっている「ドバイ原油価格」ということになります。

しかし、日本と違って自国が産油国でもあるアメリカは、やや事情が異なります。

アメリカで原油価格のスタンダードとされるのが、テキサス産の原油価格を示すWTIなの
です。

NYMEXでの、この先物の取引量は、1日あたり1億5000〜2億バレルで、世界の原油消費量のなんと3倍近くに達しています。実需だけでなく、『投機資金」がいかに大量に流入しているかの証明といえます。


原油は最も重要な産業資源ですから、その価格がわずかに変化するだけでも、世界経済全体に大きな影響が及びます。

ガソリンや灯油の価格が上がり、ナイロンなどの化学製品が上がり、多くの企業がコストの上昇にさらされます。

その負担が多くの商品価格に転嫁されると、やがてインフレの芽も出てきます。

そのため、特に米国のインフレが懸念されているときには、WTIに注目が集まることになるのです。

さらに、グローバル化の進むマーケットでは、WTIの価格がドバイ原油の動きまで左右させることにもなります。

NY(WTI)、ロンドン(北海ブレンド原油価格)、中東(ドバイ原油価格)と値動きが波及し、世界の原油価格がほぼならされていきます。

日本の株式市場にも影響があり、WTIの変動が石油採掘会社や石油元売り会社の株価を動かすことになります。
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